ビッグマック指数(2010年10月)(社会実情データ図録)
今日の$1=NT$29.243
2011年1月10日のビッグマックの価格=NT$130.(130/29.243=$4.45)
アメリカでのビッグマックの価格が、
2010年10月と変わらず$3.71だったとすると、
4.45-3.71=0.74
ということで、台湾の通貨NT$は、過大に評価されているということになる。
ということは、現状の為替レートは、
台湾にとって輸出が不利、てことになるのか。
輸出に不利ってことは、
台湾の経済はこれまで輸出に頼ってきたから、
このままのNT$高が続くと、
台湾に入ってくるお金が少くなり、
デフレになるってことだろうか?
で、これを防ぐために、
国ぐるみでNT$の価値を下げようとすると、
ドルを買って、NT$を刷って(順序逆?)、
国内にNT$を増やすことになる。
でも、そういうことをしてしまうと、
いずれ韓国の二の舞になってしまうのでは?
つまり、致命的なインフレに苦しむ、みたいな。
アメリカはアメリカで、ドルをバンバン刷って、
世界にまいているみたいだし、
したがってこれからドルの価値はしばらく下がりつづけるだろうし、
それに対応しようと思ったら、
NT$もバンバン刷ってドルを買わないといけないだろうし、
それで必要以上にNT$が供給されて、
インフレになる、と。
なんか泣けてくる話だ。
がんばれー、台湾!
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