2010/01/30

「子ども手当」

;;

子ども手当:11年度満額支給は困難 野田副財務相(毎日新聞)

ふーん。
「本当に政府からお金が支給される」って本気で信じていた人、いるの?

2010/01/10

民進党の巻き返しか?間に合うか?

;;

日本で言えば国会議員にあたる、台湾の「立法委員」の補欠選挙が昨日3つの県で行われ、
その全てで野党である民進党の議員が当選したそうです。
先の総選挙で「風前の灯」であった民進党は、
ここへ来て4分の1以上の議席を獲得したことになり、
総統の罷免や憲法改正を提案できる立場となりました。

全3県で野党勝利 台湾立法委補選 馬政権の求心力低下鮮明(東京新聞)

野党を応援している私としては喜ばしいことなのですが、
おそらく今回の選挙で票を入れた人々というのは、

* 経済政策(失業問題)
* アメリカ牛肉輸入問題
* 新型インフルエンザの政府の対応(ワクチン接種で犠牲者多発)

なんかが念頭にあったのではないかという気がしています。
根拠はありません。テレビで騒いでいる問題からの推論です。
上の3つは、民進党が政権をとっていてもあまり変わらなかったと思いますので、
正直「どうなんだろう」という気がします。

特に、インフルエンザのワクチン接種の問題は、
焦眉の緊急課題であり、「副作用上等、犠牲者上等」で始めるより他、選択肢がなかったのでは?

またアメリカ牛肉の問題も、禁輸措置にするほどの問題だったのか、
それなら中国製品の禁輸の方が、国民の健康を守る上では大切なのでは?

こういうことを考えると、日本で民主党政権が誕生したのと同じで、
雰囲気で選挙が行なわれているような気がします。
まあ、それが自然なのかも知れませんけど。

一方、与党国民党なのですが、昨今の無茶っぷりから、
選挙で不利になることは予想できていたはずなのですが、
なかなか修正路線には向っていないように見えます。
この辺、なんとなく「変に余裕があって怪しい」ように見えるのですが、
私の心配しすぎであることを祈ります。

2009/12/20

_lognostics: 第2言語語彙習得研究者のためのツールを提供するサイト

;;
などというすごいものを見つけてしまいました。
ここ↓です。
_lognostics

私は自分の研究で、語彙使用の多様化を示す'D'という指標を調べていてたどりつきました。
ここのサイトでは、そのDを算出するための、その名も'D_Tools'というソフトを、
無料で配布されています。

# プログラムはこちら↓
# Free software from _lognostics

この'D'という指標、もともとはMcWhinnyらのCHILDESプロジェクトで使用されはじめたもの。
type-token ratio に代わる新しい指標として、
あっちこっちで使用されています。

別に私は新しいもん好き、アメリカの研究者の信者ってわけではないのですが、
でも type-token ratio はやはり問題があるし、
自分の研究で使用できる指標として、指標'D'にはちょっと期待しております。

ただ、CHILDESで公開されているプログラムは、
CHILDES専用のCHATという形式で記述されたデータしか分析できません。
さらに、どうも日本語のような2bite文字は受けつけてくれないようなのです。
(↑これは誤解かも知れませんが)

それで、計算方法を理解して、自分でプログラムを書いて'D'を算出しようと、
公開されているCHILDESの公式分析プログラムである、
'CLAN'のプログラム群の中の'vocd'というプログラムのソースコードを研究していたのですが、
どうも計算が合いませんでした。

困ってしまっている時に、'D_Tools'を発見。
急遽使わせてもらうことにしました。

本当に日本語が処理できているのか、
これから試してみなければなりませんが、
なんとなく動いているようです。
ありがたく、使わせていただきたいと思います。

それにしても、なんでvocd計算が合わないかな。
今晩、もうすこしがんばってみます。

2009/12/19

TOEICで日本に負けたのが「恥辱」ですか、そうですか

;;
台湾に住んでいると「台湾のほうが日本より英語が強いから国際的だ」みたいな論説をよく聞きます。
私はもちろん「できない人」なわけですが、
でも日本人にも英語できる人多いのに、
なんでそんなふうに思うようになったのかよく分かりません。
おそらく台湾に英語のできる日本人があまり来なかったためでしょう。
そういう人々はふつうは台湾に長くいませんから。(例外あり!)
でもとにかく「日本人は英語がだめ」というのは台湾の常識です。

そんな台湾でこんなニュースが。
台灣多益測驗輸韓日 朱立倫:奇恥大辱

英語で韓国や、あろうことか日本にまで負けたのが「とても大きな恥辱」なのだそうです。

勝手に見下しておいて、勝手に負け(?)と決めてくやしがっている

という、とても失礼な話なのではないかと思います。

ただ、この問題は個人的に興味深い問題を2つ含んでいます。
1つは「英語の早期教育の成否」についてです。
今日日の台湾の若い学生さんたちは、
幼稚園では普通にバイリンガル幼稚園に行っていた人たちだと思います。
そして小学校では低学年から英語が必修だったと思います。
こうした早期教育がTOEICの点に結びついていないという点は、
外国語習得論的に、非常に興味があります。
(TOEICの点数だけが英語の運用能力ではないという前提で)

また、日本でも若者の学力低下が報告されていますが、
同様の傾向が台湾でも発生しているのかも知れません。
こちらも台湾で教鞭を取るものとしては大変興味深い話です。

それにしても「台湾は負けるわけにはいかない」という話なのですが、
いったい何と戦っているのでしょうか。
英語の呪縛というのは、それほど強いものなのですね。

♪飾りじゃないのよ統計は、はっはーん

「研究には統計が必要だ!」
「時代の流れだ!」「実証研究だ!」
「査読者にt検定をやれと言われた!」

などなど、様々な理由で、台湾の日本語研究の世界では統計が必要とされているんだそうです。

それで、私ごときが統計の質問に偉そうに答えるハメになるのですが、
どうもいまひとつスッキリしません。

質問しにくる方の中には、明らかに「真剣に理解しようとされる方」がいらっしゃいます。
そういう方にはよろこんでお手伝いさせていただいています。
が、努力しないで、何とか自分の研究に間に合わせようとしたり、
私に分析の一切をやらせようとしたりする人もいます。

お手伝いするのは構いません。(本当は忙しいからイヤだけど)
でも、こういう人が多くて困っています。
1) データを取ってから相談に来る人
2) 私の都合を考えてくれない人
3) 説明しても理解しようとせず、「難しい」と文句を言う人

中にはちょっとイヤな人もいて、
1) 何かの質問を私にする
2) 私の説明をまじめにフンフンと聞いて私を褒める:「さすがはKikukさん!」
(でもたぶん目的は私を褒めることで、理解することではない)
3) それで最終的にはその質問とはあまり関係のない自分の分析を押しつけようとする

まあイヤな人の目的というのは
「統計を自分の論文のアクセサリーにする」ことだと思います。
自分の研究に自信がないので、せめて数字でページ数を増やしてごまかそう、
ってことだと思います。

でも、自信のない論文は、数字があってもなくても同じでしょう。
逆に、統計なんか使っていなくても、有意義な研究なんてたくさんあります。
推計学を使用する研究など、言語研究、言語教育研究の数々の方法の、
ほんの1部でしかありません。

それが必要以上にクローズアップされ、
重要視されることに大変な違和感を覚えます。
自分が統計ができないのに「統計を使え」という査読者にも、
自分が統計ができるから「統計を使え」という査読者にも、
違和感を感じます。

「時代の流れなんだよ!」
という声も聞きますが、何ですか?時代の流れって?
何の脈絡もなく「t検定やりましたー」っていうのが今の流行なのですか?
今の流行だから、私があなたの代りに分析をしなければならないだなんて、
私にとっては何のメリットもない話です。

#私がとても(気に入っている|尊敬している)人は別です、手伝います!
#っていうか、手伝わせてください!

今、私の所属している博士課程に「統計の授業を設けよう」というような話も出ているそうです。
でも、博士課程で勉強することではないような気がするので、これにも違和感。
ちょっと話を聞いただけで、すぐに使えるようには絶対ならないし。

(なぜか、半年とか1年間講義を聞けば使えるだろうと考えられているようで、
不思議でしかたがないのですが)

統計使いたい人は、調査法なり実験法なりを心理学とか社会学の学部の授業で聴講して、
実際にデータを集めて計算してみて、じっくり身につければいいんです。
それができなければ、誰かにごはんをごちそうしてやってもらうか、
統計の使用をしなくてもいい研究をすればいいんです。

と思うのですが、時代遅れですか?

2009/12/14

交流協会の齋藤代表に感謝の投書(自由時報)

;;
交流協会の齋藤代表の辞任についてです。
馬総統は喜んでいると思います。
「私に逆らえば更迭されるんですよ、気をつけてくださいね」

でも、そうじゃなくて「台湾は法的には中華民国の領土ではない」という「台湾地位未定論」は事実でしょ?

まあ、中華人民共和国的には都合が悪いので必死なんだと思いますが。

そんな中、台湾を去る齋藤代表に感謝のエールを発見。
齋藤大使 閣下,您好!(自由時報)
齋藤代表の辞任(と、それにまつわるドタバタ)を、
台湾人の立場から重く考える方もいらっしゃるのだと、
同志を発見したような気分。