2010/08/29

[台中ECFA] 大陸企業、台湾市場への上場がはじまる

中国大陸企業、初の台湾市場上場 経済交流加速へ(日経:2010/8/27 21:21)

中国民営造船大手の揚子江船業ホールディングスは、台湾証券取引所に台湾預託証券(TDR)を上場させることを明らかにした。中国大陸企業が台湾市場に上場するのは初めて。中国と台湾は6月に経済協力枠組み協定(ECFA)に調印。今後も中台の経済交流が進みそうだ。


揚子江と言えば、私的に思い出すのが先ごろほぼ絶滅が確認された、
ヨウスコウカワイルカなのですが…。


で、この揚子江船業という会社、
2008年末の金融危機の折にはとても苦しい経営状態だったようですが、
最近盛り返してきたというニュースもありました。


中国の揚子江船業:10-12月純利益は63%増-通期は過去最高(Bloomberg.co.jp:2010/02/23 08:49 JST)


上場は9月8日の予定だそうですが、
台湾の投資家がどのような反応を示すのか興味があります。
台湾経済を中国経済に依存させ、切り離せないようにするのが狙いの台湾政府としては、
ここで投資家に損をさせるわけにはいかないでしょう。
ここで投資家においしい思いをさせておいて、
「ほらね、中国さんと仲良くすると得するでしょう?」
という印象操作でECFA万歳ムードを盛り上げたいのだと思います。
そういう意味では、この株は「買い」なのかなー?


台湾市場での株価の動向と、
台湾の投資家の反応が気になるところです。

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